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姉に借りた文芸春秋に載ってる、第154回芥川賞受賞作の一作を読みました。此の前に受賞した漫才師の又吉直樹さんのは芸人さんの話、今度読んだのは猫がらみの話で、二作の感想を言うならば、私の教養の無さでしょうか、此れが芥川賞作品なのかと、何故か物足りなさが残ります。登場人物が少なく舞台になる生活圏は、昔の小説には出て来なかった、今どきの集合住宅です。
書かれて居る物に一体何を求めてるのかを考えて見ました。古風と言われるでしょうが、人情と情緒が足りない気がして、もう少しドロドロとした絡みが有っても良いのにと思います。人物描写に違和感を持ったのと、ピンと来ない情景に戸惑ったりしながら、次の展開に期待したけど見事に外れました。
昔の芥川賞作品は、もっと読み応えが有ったような気がするのは私だけでしょうか。以前、中年の男性に本についてお話した事が有り、人それぞれだから、同じ本を読んで面白いと言う人も居れば、難しくて読むのが嫌になったと言う人も居るので、自分に合う本を読めば良いんじゃないですか、と言われた事を思い出しました。
考えたら評判に載せられ、本を読んでるお調子者だと思いながらも、一冊になった本を買ったんじゃ無く、文芸春秋の中に載ってる、いち文を読んでるだけで、他に読み応えの有る物が載ってるので良いと思います。此れから受賞した残りのもう一作を読もうとしてるけど、期待外れで無ければと願うばかりです。
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今日は暖かくて良いなと思いながら、出掛ける気は有りませんでした。ふと思い出したのがスーパーの5%の割引券が今日まで、買いそびれるのも癪だと出掛ける準備をし、リビングから廊下に出たら表の方から賑やかな歌声が、玄関ドアを開けた途端、相当な音量が耳に入ってきたので、大分大掛かりにやってるのが分かります。
近くの公園を抜ける時に見たのが、ちゃんとした舞台の上で楽器をならす人、音楽に合わせて踊る人が数人、其の前の椅子に座って見物してる人と、ちょっとした小劇場って感じです。踊りに興味が無い人なのか、舞台裏の芝生ではブルーシートを敷き、飲食をしながら桜を愛{め}でる人で、今日の公園は華やかさを増して居ます。
花より団子の私はスーパーへと急ぎ、相変わらず割引品を選んで買うのは良いけど、何ぼほど買うねんと言うくらい、手に余る程の物を手に提げて、ホンマにアホかいなって独り言を言い帰路に、公園ではさっきの賑やかさは何処へ、舞台の片付け中でした。公園のベンチでは、数人の高齢女性が世間話に花を咲かせています。
家のベランダには数年前に買ったのと、去年の暮れに買ったシクラメンが、次々と咲いてるし、大きく育ったサボテンも、小さな花が円形になって開き始めました。桜って人から開花を待ちわびられ、多くの人をお花見へと導くダントツのお花だと思う反面、満開の花びらの散った後始末が大変そう。
今日、再録のテレビ番組を観て居て、非常に勉強になりました。苔が生える程生きて居るのに、私の知らない事が多くて、例えばお葬式の祭壇にすすむ時、真ん中じゃ無く端の方を歩くとか、お焼香のお香は三本指でつまむ、此れは常識の内ですが、帰りに受付で渡される物を戴いた時に、有難う御座いますはNGだと言っていました。
普通は何かを戴くと、ついお礼を言いますが、お世話になりますとか、恐縮ですと言わなきゃいけなくて、お悔やみもご愁傷さまですの最後は聞こえない程度に言葉を濁し、悲し気な顔をしなくてわ。金属や華美な装飾品は身に付けない、皮製品の靴屋やバッグは駄目だと、其処まで厳しく言われると困る人が居そうです。
今迄に冠婚葬祭、一家を代表して度々出向く事が有りました。幸いな事に家柄上と言うか格式ばる事も無く、何とか取り繕って来たつもりです。此れまでに私がお付き合いする人の中で、口うるさい年配のおじさんや、おばさんが居なかったからだと思いながら、仕来たりを重んじる人が一人でも居れば、大もめになってた事でしょう。
子供の頃の話で、お焼香の順番が違うと言ったり、祭壇にケチを付けたりと、お金も出さずにひたすら文句だけ言う嫌な人が居ました。時代と共にお葬式が様変わりし、一般的に簡素になった気がする反面、お寺との関係も薄れてるようです。宗教戦争をする国が有るのに、日本は、誕生・結婚・葬祭など時に応じて、神社・寺・教会と使い分けをするのを見て、平和で良いなと思います。
姉が京都から大阪に移住する際に、身体障害者だったからでしょうか、病院で検診を受けなければならなくて、近くの医院とか大きな病院で診て頂いたり、役場の方にもお世話になりながら色んな検査を受け、姉の申告で乳房にしこりが有るのが気になるらしくて、レントゲン検査もしました。
即日の検査結果で乳がんの疑いがあるからと、手術をしてからの移動を薦められ、高齢者住宅に入居してからじゃ、乳がんが酷くなると臭いで周りに迷惑が掛ると言われたけど、此処での入院は無理なので、大阪で診て頂く事にしますと言うと、乳腺外科の医師から紹介状を手渡されました。
元々手術をする気が無いので、紹介状は封も切らずに置いた侭です。今夜探し物をしてる時に出て来たので、何が書いてあるのか思い、封を切り中身を見ると、小さなレントゲン映像と、触診で乳がんの疑いが有り、エコー上悪性が否定出来ないので、加療をお願いします。なんて事が書かれて居ました。
手術をしなくても未だに何とも有りません。乳がんの事はさて置き、気になったのが紹介状の封筒の表書きです。ペンで、乳腺外科・担当医、プリントで「先生御侍史」となって居て、物知らずの私は初めて見た文字に興味をもったので、早速辞書で調べました。{1}手紙の脇付けのひとつ。{2}かたわらに仕える者。だそうです。
役所や会社から来る手紙に、相手先の住所が印刷された返信用の封筒が入っていて、相手の名前の下に「行き」と有り、返信する時は二本線を入れて「様」を書き足していたけど、御侍史なんて言葉が有ることさえ知らなかったです。ホント良い勉強になりました。姉に乳がんの気配なし、今は此の字の方が気になります。
マンションの中庭に数本ある桜が満開に近くなっています。近くの公園では早くもブルーシートを敷き、数か所で花見を楽しんでいる人が居ました。ゴミ捨てに行きがてら八百屋さんに行くと、中から数羽の雀が飛び出してきて、雀も慌てたでしょうが、まさか店内から雀の出迎えとはビックリです。
八百屋のおじさんいわく「わしが飼{こ}うとるんや」と、以前に見たのはパンくずだったのが、今日はタイ米?と思われる細長いお米を一つかみ、店外の隅に盛られた米を数羽の雀が嬉し気についばんでるのです。毎朝早くやって来るおじさんを待ってて、可愛いんだと嬉しそうに話してくれました。
「馴れて来たら手乗りになるんじゃないの?」に、「この間なんか居眠りしてたら膝の上に載って、チユンチュン鳴いて餌をくれって起こしよんねん」ホンマかいな?と思いながらも、おじさんは良い人なんだな~。雀はエサの性か、毛艶が良く心なしかぽっちゃり気味です。ハトと違い人を見れば逃げ出す小心者だから、愛されるのでしょうか。
近所迷惑なのが、ハトに餌を与える困った人達が居ます。おじさんにハトじゃ無くて良かったねと言うと、「ハトはデカイ糞をするから嫌いや、其のかわり店先に赤いリンゴを出しといたら、ヒヨドリが喰いに来よるから出されへんねん」今は雀だけで良いと思うけど、ずうずうしいハトが来だしたら、どないするつもりなんやろうと不安です。
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