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M子の、M子による、M子のためのブログ

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先日本屋さんで、檀一夫著「火宅の人」上下二巻を買いました。発行が昭和五十六年だから随分前に書かれた物で、映画になったりの話題作だったと記憶しています。興味が有ったのに見逃してたのを、本屋さんで見つけて読む気になりました。

作者が子供の頃にお母さんが若い学生と駆け落ちし、その傷心が文学への原点となったようです。東大経済学部在学中の処女作が認められ、佐藤春夫に師事するも、従軍と中国放浪の十年間を沈黙した後に、「リツ子・その愛」「リツ子・その死」を発行して文壇復帰したと書かれています。

女優の檀ふみさんの父であるのは知ってたし、妻以外の女性と暮らしてるってくらいは何かで読んだ記憶は有りました。リツ子さんは最初の妻で、男の子を生み病気で亡くなり、再婚相手の妻も夫が戦死したとかです。四人の子供をもうけ暮らしてたのに、若い女性に手を出し同棲するようになったのを見て、妻が離婚を前提に出て行きました。

この本の中に書かれてる次男が、日本脳炎に罹り、後遺症で体の機能が働かなくて寝たきり状態です。大きなお屋敷に女中さんや看護専門の女性が住まわれてるので、経済的に裕福だった様子が窺えます。外の女性に現を抜かしてる夫を見て、家を出て行き暫くして戻った妻は、妻じゃなく子供の親として暮らすと言いました。

今なら世間から非難囂囂{ひなんごうごう}週刊誌の餌食になるのは間違いなしです。作家の日常生活全てを文中にさらけ出してるのを読みながら、私の両親と似てるなと思ったのは、父の女癖を嫌い母が上の子二人を残し、私を連れ神戸の実家に帰った後、親戚の人に宥められ東京に戻り母子四人暮らし、でも父は愛人と死ぬまで暮らしていました。

父は子供を愛してくれてたようで、銀座で服を誂えてくれたり、学校が休みの日は奥多摩にハイキングに連れ出したり、横浜の中華街に食事に連れて行ってくれた記憶が強烈に蘇るけど、もう八十年も前の話です。愛人が何人居ようと世間は、男の甲斐性だと見逃す時代に生きてて幸せだったと思います。

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姉の年金を出しに、お昼ころなら空いてるだろうと思い出掛けたら、数人が並んでいました。頼まれた金額を出し、その先に有るドラッグストアへ足を向けお風呂洗剤の詰め替えを数個を籠に、同じメーカーの洗剤でも、数十円違いで除菌・消臭・防カビの効能が有ると書かれてるのを買います。

出たら何故かお馴染みのスーパーへ勝手に足が、家を出る時は買いに行くつもりが無くマイカーはお留守番させたのに、両手に重たい荷物を提げて歩くのは私の宿命か?と思いつつも、さすが歳には勝てずふらつきながら帰宅したら、激しい腰痛が襲ってきました。

万札・五千円札・千円札と、姉の注文どうりに仕分けた後、買い置きの食料を段ボール箱に詰めるまでの手際が悪くて、荷作りをする迄が大変です。瓶物などを入れたから重くて、古いショッピングカーの台に載せなくては運べません。姉がお世話になってる施設までの道中を歩くのが辛くて、でも頑張って十分ほどの道のりを前進します。

やっと着いた玄関前で消毒液を手に吹きかけ、扉を開けたら「食堂でうがいして、検温と名簿に記入して下さい」と書かれた表示を見て、面倒くさそうだから事務所の女性に「お世話を掛けますが、荷物だけ届けて頂けませんでしょうか」とお願いし帰宅しました。今日は疲労困憊{ひろうこんぱい}状態で、へろへろになっています。


夜になった頃に今日は息子の誕生日だったと思い出し、慌ててお祝いメールを送信しました。我が家は最初から誕生日だと言っても、特別にお祝いをしないのが夫のやり方です。特別の日じゃ無い日に、プレゼントを買って来ると言う、多分夫はサプライズが好きだったんだと思います。

今日久し振りに近くのスーパーへ、夕方に行くと閑散とした感じです。大分前から私が別のスーパーに行くようになったのは、お店自体に魅力を感じたからで、行く日によって目玉商品が変わるので、今日は何が有るんだろうと探す楽しみで購買意欲が高まり、籠の中を埋めて行きます。

年末恒例になってる姉に頼まれた吟醸酒の小瓶が、此のスーパーにしか売ってないので、仕方なく買いに行きました。果物は何が良いかな?ミカンはありふれてるしと、たぶん自分では買わないだろう大粒のイチゴを買うことにします。自分用に葉物野菜と箱入りトマトを買い、昨日に続き日が暮れた道を歩くことになりました。

夜道は無灯火の自転車が怖いです。音もなくスーッと横を走り抜けられるとビクッとするし、前から突然現れたら避けようが無く、静止して通り過ぎるのを待ってます。車と同じで自転車も当たれば大怪我もするし、死ぬ事もあるのです。加害者を出すような迷惑を掛けちゃ~いけないと、歩道の端っこを歩くようにしてますが、夜の外出をしなけりゃ~いいんだ( ´艸`)。


数少ない話し相手になってくれる知人宅に行き、今日は最近ニュースになってる事などを取り混ぜてお話してきました。話の途中に訪れた女性の話で、お母さんが家の中で転び、大腿骨骨折と手首の骨にひびが入ったとの事です。「おいくつですか?」に93歳だとおっしゃってるけど、此れからの介護が大変そう。

知人の話で高齢女性は、年齢を感じさせないほど背筋が伸び、歩く姿が若かったと言うのを聴き、果たして私は93歳まで普通に歩けるだろうかと心配になりました。さて帰ろうとした私は「お願いが有ります。階段を降りるのに手を貸して貰えますか?」玄関先の二段ほどの階段を降りるのに、手摺が無いと怖くて降りる事が出来ません。

椅子から立ち上がり、歩き始めるだけでも至難の業です。道路に出て歩きなれるとスイスイとはいかないまでも、大丈夫みたいな気が、でも傍から見ればふら付いてるのかも。知人の手を借りて道路に出た頃に、とっぷり日が落ちています。高齢者に明かるさが頼りなのに、うす暗い夜道は不安が募るばかりです。

コロナは関係なく、普段から家に閉じ籠ってるのが好きなので、エントランスの郵便受けを見に行ってませんでした。きょう見たら管理組合集会に出欠に押印し提出してくださいの督促が、酷い時は10日間くらい外出しない時も有り、郵便受けを見に行くことも有りません。こんな扱いにくい住人は、管理人さんに嫌がられてると思います。



明日知人に渡そうとケーキを買いに行く序に、スーパーで先に買い物を済ますことにします。ちょっとだけ買うつもりが、手にした籠が重たくなるほどになりました。自動支払機で会計を済ませ、店外に出た後ろの方で男性の声「お釣りを忘れてるんじゃないですか?」振り返ると八枚くらいの千円札を手に、反対方向に歩いてる人を追いかけています。

多分一万円札で支払い、お釣りを取り忘れた人が居たのを、気付いた男性が慌てて渡してあげようとしてるようです。忘れた人とは方向が違うので、後はどうなったかは知る由も無く気になっています。私は家計簿を付けてるのでレシートが必要なのに、出てくるのが遅く取り忘れる事も、お札の取り忘れは未だ無いです。

帰りにケーキ屋さんで箱入りのバームクーヘンを買い、もう一品ほしいと見れば、ガラスケースの上に此のお店で初めて目にする一個包のアップルパイとマロンパイが、美味しそうだったので贈り物用と、自分用を合わせて数個を買いました。空腹に耐えかね帰宅直後に食べたは良いけど、パイ皮がパラパラと落ちまくっています。

お店の女性に説明を受けた時「栗が入って美味しいですよ」アップルは直ぐ言えるのに、栗はなんて言うんだっけ?マロンと言う言葉が全然出て来ません。数時間経っても思い出せなくて、しびれを切らし辞典に手を掛けようとした途端、マロンって言葉が蘇った来たのは頭に浮かんだマロングラッセです。最近は特に言葉が出て来なくなりました。

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冥土のほとりを歩きつつ、ブログ。
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