M子の、M子による、M子のためのブログ
姉が近くの高齢者住宅に転居して来て丸二年が経とうとしています。四十年近く住み慣れた京都を離れ、現在の大阪に住むようになり、良いヘルパーさんにも巡り合え幸せだと喜んでくれてるようです。同居して居た姉からすれば弟の嫁になる人から、血の繋がってる妹が引き取るのが当然と言われ其れに従いました。
二年前の私は若かったと思います。大阪・京都間を何度も往復しながら色んな手続きが出来たけど、今だったら自分の身を持て余してるので絶対に無理な話です。私からしたら兄嫁だけど十三歳も下で、最近は体調が優れないと聞き、兄嫁も七十歳になり超高齢の義姉の世話を放棄して当たり前だと思っています。
此方から姉を引き取ると言うと角が立ちますが、彼方の方から引き取ってくれと言われたのと、我が家の近くに新築の高齢者住宅が建ち入居者募集をしていて、私も元気で動きまわれると言う、全てにタイミングが良くて事を運ぶ事が出来ました。時々姉が、今の生活を想像すらしなかったので信じられないと喜んでくれてます。
京都を離れる前に健康診断が必要と言われて介護タクシーのお世話になった時に、外出が出来なかったからでしょう、外の景色が見られて凄く喜んで居ました。引っ越しの時は姪夫婦の車で大阪までの景色を、昨日も住宅の職員さんと介護タクシーでドライブを楽しんだとメールが来ました。
私達は当たり前のように日常、車や電車に乗ってるのに、足が不自由な姉は立って窓から外の景色すら見る事が出来ないので、滅多に乗る機会の無い車から見る景色に感動するようです。改めて四季折々の眺めを自分の目と足で楽しめるって本当に素晴らしいと思います。
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今までは自分が好きな食べ物は、余程変わった物で無ければ誰でも好きなんじゃ無いかと思って居たのが、最近やっと気付いた事が有ります。子供の頃から戦時中でも手に入り難かった果物を調達してくれ、食べさせてくれてた母の影響でしょうか?今も果物を欠かしたことが有りません。
先日息子が訪ねてくれた時にリンゴと柿を剥いて出したら、家では果物を買っても誰も食べないんだと言ってます。母親が果物を好きじゃないと子供も食べないんだと知りました。皮を剥くのが面倒だと言う人も居て、私には食べないと言う事自体信じられません。朝食べると金・を信じて朝食に果物は欠かさず食べてるからです。
果物にもよりけりで、好きな物、嫌いな物が有るようで、此処までは果物ですが今日訊ねた先でメガネが壊れた話をしたら、掛けて見て度が合えば上げると言われました。メガネも字が読めたら其れで良し、じゃ無くて此れも人それぞれの好みが有ります。家に余分が有るから要らないと断ったのに無理やり押し付けられた格好で持ち帰りました。
フレームの紫色にも少なからず抵抗が有るし、私の鼻が低いからかピッタリとフィットせずに浮いています。食べ物に限らず人が好まない物を押しつけがましく渡すのは如何な物かと、其処で食べ物だったら其の人が嫌いな物でも家族かお友達にお嫁入りと言う手が有るので、一番無難だなって思いました。
果物が欲しくて八百屋さんに行く為に、顔面が酷い事になってるからマスクをして行くと「風邪ひきはったん?」と聞かれ、「転んで、どえらい顔になってるから隠してるんですわ」と言ったら「此の間うちのお客さんが階段から落ちた言うて、お岩さんみたいな顔して来はったけど、気い付けんとな~」って言われました。
買い物をしてお勘定をする時に、商売物の焼き芋を二本、小腹がすいた時に食べてって、おまけして貰ったけど、お見舞いのつもりでしょうか?此のお芋を食べたらまた太るがなと痛し痒しです。人には色んな福が有るようで、私には食い福が有るのじゃないかと思うくらい、飢えて辛い思いをしたことが無かった気がします。
全ての人に当て嵌まるかどうか分かりませんが、自分の意思の赴くままに生きるのも良いけど、私の経験から言わせて頂けるなら先人の意見に耳を傾ける事も大事じゃないかと思う訳で、若い頃に人の意見も聞かずに進むべき道を誤ると、老いてからの苦労が大変だと思います。
人間生きて行くのに一番必要な物と言えば、誰もが承知してる衣食住です。子供の頃から周りの人に恵まれていたと思うのと、皆の意見に素直に従って来た事が良かったかなと、現在衣食住を心配せずに生きられるのは勿論夫のお蔭だし、鬼籍に入った人達の支えにも感謝して、今夜もおまけの焼き芋を頬張る事が出来ました。
姉宛に時々デパートから四季に応じたカタログが送られて来ます。今日も「冬号 ベストセレクション」のページを開くと、リーズナブルなお値段なのに素敵なデザインの物がいっぱいで、欲しいなと思うけど自分の体形を考えると、うっかり手が出せないのです。
何時も思うのは、デパートに直接行ってもこんなに良いデザインでお手頃な値段の服なんか見た事が有りません。此れは良いなと思うと目をむく程の値札が付いてるので買うのを諦めています。カタログを見て購買意欲をそそられるのは、きっとスタイルの良いモデルさんが着てるからでしょうか。
着る物の他にバッグとか、四つ折りの杖やウォーキングカート等が有り、やはりこっちの方にも目がいきます。上等そうな杖に二万円近く出すかな~?とか、ショッピングカートは市販のより安いかな?と値踏みはしてもなかなか買う事が出来ません。お正月料理の一品一品は安くても色んな種類を買い揃えると結構なお値段になるなと悩みます。
暇に飽かせてカタログを吟味してる内に今日一日が過ぎたようです。先日検査入院をした女性が夜中にトイレに行こうとしてベッドから転落し、足を骨折した話を知人から聞きますが、普段は畳だったのでベッドに慣れていなかったとか、ベッドは平気な私もボチボチ夫が遺した四つ折りの杖を使う時が来たのかなって思うようになりました。
今日ほど自分の年齢を思い知った事は無かったです。夕方近く近辺をお散歩しようと普通より少しゆっくりと歩き始めました。最低30分は歩かなきゃ~駄目だと調子よく歩いていた時に躓いたわけでも無く、いきなりグラっと前のめりで顔から地面に突っ込んで行き、一瞬何が起こったのか分かりません。
顔に手を当てると手に血が付いています。ハンカチで顔を覆い近くの石の杭に座り気を落ち着かせながらハンカチを見たら結構な血の量です。以前も電車のホームのボツボツに躓き、おでこを切り病院で3針ほど縫って頂いた事が有り、時々こけますが、不幸中の幸いと言うか、親から貰った骨が丈夫で骨折した事が無く助かってます。
転んだので急遽お散歩は中止し帰宅して、顔のケガの状態が心配で直ぐに鏡を見たら、頬骨あたりにかすり傷が、右側の唇から血が出てるのと歯が少し欠けてるようです。滅多にケガをしないので我が家には塗り薬が有りません。考えた挙句に冷凍庫から大きめの保冷剤を出し時間を掛けて冷やしました。
今は何とか落ち着いて居ても打ち身や切り傷は、日が代わると凄いことになるから油断が出来ません。年齢をたくさん重ねると確実に足が弱り、歩けなくなる時が来ると思っただけで本当に怖いです。普段から体は鍛えておかないと必ず後悔する日がやって来ます。ボケも心配だけど歩けなくなると、行きたい所に行けなくなるのが一番辛く、私的には足が命です。
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プロフィール
HN:
M子
年齢:
95
性別:
女性
誕生日:
1931/03/05
職業:
主婦
趣味:
DVD鑑賞
自己紹介:
冥土のほとりを歩きつつ、ブログ。
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