高野山の宣伝！

繁華街を歩いて居るときにビニール袋に入った物を配ってる男性が居て、通って行く人が何故か競うように貰っています。私も貰わなきゃ～と残り後ひとつを喜んで手にする事が出来ました。袋の中を見てガッカリ、旅の案内広告です。

「世界遺産　高野山」　に、天空と言う名の電車に乗って行くようですが、車窓に向けられた椅子が前後、２列に並んでいて目の前に外の景色を眺めながら行けるようで、ちょっとしたお座敷列車って感じです。

急勾配の斜面にはりつくように、蛇行しながら進んでいく線路。行く手に待ち受けているのは、峰を貫き、そらに抜け出すこと２４回の連続トンネル。此処で引っかかります。なんでやねん、トンネルの数が多すぎやろって。

日常を忘れて、心を解き放つ。あなたがあなたにかえる時間をゆっくりと楽しんでいただく為の列車だと言っています。和歌山に近い高野山は夏の林間学校として大阪の小学生がお寺に数日泊まりに行きますが、気温が低くて過ごしやすいからです。

普通は南海電車の高野線で行くのですが、私は以前車で急勾配のヘヤピンカーブを登り、積雪の頃の高野山に行った事があります。お寺を拝観する時に車内との温度差に凍えたのを思い出しました。やはり四季折々の景色をゆっくりと感じるのは、電車で行くのが良いようです。

人間ておかしなもので、直ぐに行ける良い所なのに何時でも行けると思うのか、何故か遠くに行こうとします。沿線マップの写真広告を見てもう一度行ってみたくなりました。他県の方、関西にお越しの節は一度行って見られては如何でしょうか？｛笑｝