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M子の、M子による、M子のためのブログ

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家の中に居ると外のお天気が分からず、ニュースで知ることが多いです。さっきまで雨が降ってい居たらしく、今は曇り空らしいので、ちょいと買い物に出掛ける事にしました。五千円以上の買い物で15%引きの券が有り、何を買うべきかと悩みます。この割引き券が曲者で、膝薬や腰痛の薬の山が出来ました。

ふと腕を見れば、何故か右側だけビックリするくらいのシミだらけです。時々シミ薬の宣伝写真と同じで、左右の腕が違う人の手みたい、シミだらけの手が、薬を飲むか塗るかは忘れたけど、自分自身でも不思議に思うほど、気付いた時は肘から手の甲まで柄入りの腕になっています。

お薬を飲んで少しでも消えるならと、儚い望みを掛けビタミンCのお薬を買いました。若い頃の夏はノースリーブの上着だったのに、今じゃどんなに暑くても、長袖の上着しか着る事が出来ません。胴体はプクプク太ってるのに、さすがに歳には勝てず、皮膚はさざ波どころじゃ無く、人目に触れるにはおぞましい姿になりました。

今更騒ぎ立てても遅かりしかもと思いつつ、たとえ隠してる腕でも汚いのが嫌で、これ以上シミが増えないよう頑張ろうとしています。今日もドラッグストアで、七月分の割引券ですと渡されました。心の片隅で、薬を買い溜めして飲まない内に死んだら大損だと思いながらも、目先の欲に惑わされ買いに行こうとしています。

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何をするのも気まぐれな性格からか、怠け心には勝てません。気が向けば行動に移すのに、今日は日がな一日椅子に座りっぱなしです。秦の始皇帝の本を数ページ読みかけ、案外おもしろそうだと思い続きを読もうとしたら、なぜか気分がのらなくてページを閉じました。

ぼんやりテレビを観てると、九十代の小説家や料理研究家の女性が現役で活躍されてる姿です。手に職を持ってる方は、年齢は関係なくお元気で働けて良いなって、これは自分自身に対しての言訳だと分かっています。寂聴さんが「身内より他人の方が気を遣わなくて良いですよって」確かに信頼のおける人が傍に居てくれたら、どんなに心強いかと思いました。

身内は気儘に甘えられるようで、何かしら気を遣います。その点心底信頼できる他人と言うか、お金で雇ってる人なら遠慮なく頼みごとが出来るし、お手伝いをして貰えるからです。但し問題はお給料を払えるかでしょう。時々ニュースで見るのは、信頼していたお手伝いさんに金品を盗まれた話、人は見掛けだけでは信用が出来ません。

職業的にまさかと思う人の犯罪も有り、最近は特に誰を信用するべきかと迷います。昔「人を見たら泥棒と思え」と言っていたのを思い出しました。今はもっと酷くなり、平気で人も動物も殺すし、車社会になってから、不審者の如くキョロキョロ周囲を見て歩かなければ、轢かれる恐れがあります。あ~今日も無駄に生きてたようです。

往復で10分ほど歩くと本屋さんに着き、本棚に並んだ本を選ぶのは作家の名前です。若い頃から馴染みのある、芥川龍之介、の「羅生門、蜘蛛の糸、杜子春、外十八編」この一冊に二十編も入ってるのはお得だと買う事にしました。動けなくなっても、座って本を読むことは出来ます。

昔から知られてる「蜘蛛の糸」をなぞるように読みました。お釈迦様が極楽の蓮池のふちを歩いてる時に、極楽の蓮池の下は地獄の底です。悪行三昧の一人の男に目が留まり、一度だけ蜘蛛を助けて居たので、糸を垂らしてやると必死で上る途中、下を見れば、罪人たちが何千となく血の池地獄から上って来るのを見て大声で「この糸はおれのものだ、おりろ」と言った途端に、糸がぷつりと断たれます。無慈悲で浅ましい男は再び地獄へ。

次は「杜子春」{とししゅん}元は金持ちの息子、杜子春は財産を使い果たし寝る所も無く、壁にもたれてると汚い老人が声を掛けて来て、夕日にできたお前の影の頭に当たる所を掘れば、黄金が埋まっている、と言われ掘ったら大金持ちになります。お金が有る間は大勢の人がやって来るけど、無くなれば寄り付く人はいません。

やがて貧乏になり壁にもたれてると、例のお爺さんが来て、今度は胸の影の所を掘れと言われ掘ったら大金持ちに、再び大勢の人が寄ってきました。散財した挙句の果てに文無しになり、壁の所に立ってると、今度はお腹の影を掘れ、若者は「お金は要らないから仙人の弟子にして下さい」お爺さん仙人は山に連れて行き、岩の上にいろ、魔物が出ても絶対に声をあげるなと言い残し出掛けます。

どんなに怖くても声出さなかった杜子春は、両親の顔をした痩せ馬が酷い仕打ちの後、半死の状態を見て馬の頸を両手で抱きはらはらと涙と共に「お母さん」と一声さけびました。鞭で打たれてる時に「心配しないで、私達はどうなっても良い、お前さえ幸せなら」の声が、畜生道におちた母の声だったのです。

自分の声に気付いた時、例の壁の所に佇んでいました。老人が言ったのは「もしお前が黙っていたら、おれは即座にお前の命を絶っていただろう」若者は、これからは人間らしい生き方をします。と言えば「おれが持っている家が有るので、そこで暮らすがいいと立ち去ったとか、未だ二編しか読んでいないけど、地獄、極楽と宗教染みた話のようです。

家の中に居ると何もしないのに、外に出て行けばじっと立ってる訳にもいかず、足を交互に動かし進むしか無いのです。姉の所に郵便通帳を置き忘れ、通帳記入ができて居ないので、序に特別定額給付金が入って居るかなと郵便局に行きました。

未だ入って居ないようです。商売をしてる人と違い、私を含め年金受給者の殆どの人が、痛切に感じて居ないと思います。吉村大阪府知事の「給付金は絶対に貰って下さい。必要としない人は寄付してください」てなことを仰ってたのが耳に残り、要らないと思った人達は、その手が有ったかと受給手続きをした筈です。

今日もテレビで観た光景は、大金を掛けて飲食店を開業した途端にコロナで営業が出来ず、家賃が嵩み廃業する羽目に、新しい設備品は二束三文で売ることになった上に、家主との契約で元の形状に戻さなくてはならず大損をしてるのを見て、人生のどん底を見たような気がしました。

一歩外に出たら買い物しか頭になくて、スーパーで目にした「ヒレカツ巻き寿司」を初めて買い、美味しいと思い食べたのは今夜の食事です。今は気楽に暮らせているけど、人生山あり谷ありで、生きてりゃ色んな事に遭遇します。ただ棺桶の蓋が閉まる時に、恥ずかしくない生き方だったと思えれば良いのです。

四日ぶりに買い物に行きました。毎日軽い運動の為に歩くのが一番と言われても、身支度するのが面倒になり外に出て行くのが億劫で、家に居るのが大好きだからでしょう。此のところ太ももから指先まで痺れが生じ、歩き辛くなっています。

エントランスの郵便受けに旅行社のハガキが、小っちゃい字で営業時間の短縮と、新規旅行相談の場合のみ事前来店予約を実施しています。返金がまだで現金で入金してる客には、銀行振り込みをするので連絡して下さい。という内容です。それにしても字が細かく行間を取りすぎだろう、眼鏡だけでは読めません。

外国旅行はまだ駄目みたい、でも国内なら受け付けを開始されたようで明るいニュースです。生涯旅行には縁が無いと思って居た私を、入れ代わり立ち代わり数人の人が、国内のあちこちに連れまわってくれたのと、一人の孫のお陰で、夢に見ていた諸外国にも行くことが出来ました。もう思い残すことは無いです。

今回はコロナ騒ぎで旅行がキャンセルになり、私の足の具合も悪く、行くなってことだと諦めてます。ただ残念に思うのは、旅先の景色は孫にお任せでメモリーを入力してして貰えても、敢えて自分を写さなかったことです。年代別の写真を残して置くべきでした。その時が一番若いから、いまさら悔やんでも時を巻き戻すことは出来ません。

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